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2021.10.29
子どもの歯を守るには?3歳半までの予防と3歳半からの重要なこと⭐︎広島県 三次市 紙谷歯科医院
皆様、こんにちは。
広島県三次市の紙谷歯科医院です。
今回は『子どもの歯を守るには?』というテーマで、年齢による予防と対策についてお話させていただきます。
タイトルの3歳半という目安の年齢を書かせていただいており、ドキっとされた方も多いのではないでしょうか。
「うちの子はもう3歳半は過ぎてしまってるけど大丈夫?」「すでに虫歯の治療歴があるんだけど手遅れ?」 安心してください❗️(履いてますよ、ではなく、)今からでもこれからでもお子さんの歯を守る術がありますよ。
◎菌が口腔内に定着する時期の目安はある お子さんの口腔内の菌が定着する年齢は明日程度目安があり、それが2歳半〜3歳半頃だと言われています。
すなわち、この時期までにどう過ごすかでその人の口腔内の土台が出来上がるわけです。 菌とはいっても、虫歯菌だけではありません。腸内環境と同じように、口腔環境にとっても善玉菌と悪玉菌のようなものがあり、 ここでいう虫歯菌が悪玉菌にあたるのに対して、善玉菌は口腔内に住みついても悪影響を及ぼすことはありません。
また、菌の入る量はある程度決まっているので、例えば椅子取りゲームで全部で10脚の椅子があるとイメージしていただくと わかりやすいのですが、10脚のうち3脚が悪玉菌、残り7脚が善玉菌としたらそれ以上椅子の数は増えません。 そして、この菌の住み着き方は、ある程度親御さんが対策をとっていただくことで変わってきます。
例えば、スプーンやお箸などのカトラリー類を大人と共有しない。コップやお皿なども共有しない。 飲み物や食べ物も大人が食べた後のものをお子さんに与えない、などです。 ただし3歳半まで気をつけようと思ってもやはりいろいろな事情や環境で難しいこともあるので、参考までにしてください。
◎例え虫歯菌が口腔内に住み着いていても『えさ』がなければ歯が溶けることはない 3歳半過ぎてしまった、すでにもう遅い・・・・とは思わないでください。
なぜならば『虫歯菌が口腔内に住み着いていたとしても、虫歯菌のえさがなければ歯は溶けません❗️』
さて、ここで虫歯菌のえさとは一体なんでしょうか??
それは甘いお砂糖です。虫歯菌は生きているのでお砂糖を食べたら排泄物を出します。 この排泄物とは一体なんでしょうか?それは『強い酸と毒素』です。
虫歯金の排泄物=『強い酸と毒素』が歯についた場合は歯が溶けていきます。
虫歯菌の排泄物=『強い酸と毒素』が歯茎についた場合は歯肉炎になります。
さらにこの溶かすリスクだけではなく、私たちは毎日唾液が出てそれを自然と飲み込みます。 もしも虫歯菌の排泄した『強い酸と毒素』をごくんと飲み込んでしまった場合どうなるでしょうか??正解は体全身へと廻ります・・・・
そして後々に全身疾患の原因、妊婦さんでは赤ちゃんの早産の原因の1つにもなると言われています。 虫歯は歯に穴が開いて痛い、という簡単な認識でしたがそれは大きな誤解で、全身疾患や妊娠にも影響が出る場合があるため大変恐ろしいですよね、、、、
まず大切なことは虫歯菌が口腔内にあるかどうかではなく、『虫歯菌にえさを与えないこと』です。 えさを与えないためには、甘いものを食べたらすぐに歯を磨いて砂糖を口の中から取り除いてください。 ここで、適切な歯磨きができていないと意味がありません。 そこで、歯科医院できちんとブラッシングの指導を受けていただくことが大切なのです❗️ 一度、ブラッシング指導に来られませんか?
【医院情報】
■紙谷歯科医院
■院長 紙谷 寛
■住所 〒728-0021 広島県三次市三次町1388-1
■電話番号 0120-7-1182-7
■診療時間 午前9:00~12:00 午後14:00~18:30
※土曜日は9:00~12:00まで
■休診日 日・祝祭日・第1土曜日
■最寄駅 三次駅 (JR芸備線)
■駐車場 あり